プロフィール

友咲 貴代美(1966.10.14)

 

2005年より各種の森林ボランティアや、ナチュラリスト、インタープリター、フォレストリーダー等の、自然体験活動を開始。

現在、富山市八尾町で天蚕飼育を行っている。
江戸時代から養蚕で栄えた町で、町の繁栄をもたらし、優美なおわら風の盆や豪華な曳山祭を育むもととなった養蚕に、今ふたたび熱い命を吹き込もうと

2009年3月「富山県がうん天蚕の会」発足させる。

天蚕とは
白い蚕(かいこ)と違い、野生種で、桑の葉でなく、クヌギなど里山の広葉樹を食べます。

育てる手間ひまは白い蚕の40倍で、取組んでいる人は更に少ないです。

天蚕糸は、美しい光沢のある緑色で「繊維のダイヤモンド」や「繊維の女王」と呼ばれます。
1kg 70万円~100万円で取引される高級品でR。

---主な資格・所属団体---

 

❤富山県がうん天蚕の会 会長

 

◆富山県自然解説員(ナチュラリスト)
◆富山県フォレストリーダー
◆オーガニックコンシェルジュ

 

■(財)日本鳥類保護連盟
■富山県フォレストリーダー協会


富山県がうん天蚕の会

 


八尾町には養蚕業によって栄えた歴史があります。
八尾町において養蚕業が始まったのは17世紀末、江戸時代中期元禄の頃といわれており、強い風邪の吹く八尾の町の地形が養蚕業に適していたことや富山平野から岐阜県飛騨地方に続く街道の要地でもあったため、養蚕農家は次第に増大し文化10年(1813年)ごろにはなんと日本の生産量の約1/4をも生産したと言われた町です。

 

越中おわらや曳山などの町民文化もこうした養蚕業の反映の証といって過言ではありません。

 

伝承を継承し、クヌギ畑の保全と、近隣の荒廃した中山間地への拡張、天蚕飼育を行う「富山県がうん天蚕の会」を結成し、天蚕においては天蚕糸の糸紡ぎ、組紐作り、クヌギにおいては、間伐材を利用しての木質ペレット化、炭焼き、ほだ木、ドングリを使ったナチュラルクラフト、小枝のボールペンなどの里山生活の体験などの交流事業を展開しようとするものです。


八尾の文化や歴史を大切にし、中山間地の良さやクヌギ(や里山の木)を理解してもらい、地域の活性化、活力ある里山づくりの一翼を担う。
森林での環境教育活動にも取り組み、どんぐり拾い、植樹、クラフト作り、森のエコツアーなどを実施して、一般のお客さんとの交流をはかる。
従来から行われてきた、虫の能力を利用した伝統ある生産活動の文化を継承しながら、体験プログラムや食品利用などの新しい方向性も探っていく。
天蚕の安定した飼育技術と繭の収穫が望めるまで、環境整備や飼育技術について取り組んでいきます。
このプロジェクトをとおして、人間と自然が共存できる生産活動のモデル提案を、八尾町から発信していくことを目指します!
八尾の伝統ある産業と現代の技術が出会った結果が、地域の活性化が新たに展開していくことを期待しています。

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